夏本番、いよいよバイクシーズン到来と言いたいところだが、そうもいかない。
いくら風が気持ちいいバイクでも、この猛暑には手も足も出ない。
暑さに弱いライダーなら、潔く走るのを諦めてしまう人もいるだろう。
幸いなことに、私は外仕事で暑さにはある程度の耐性がある。
天気予報の気温が何度なら、どれくらいのダメージを受けるか、だいたい読める。
言い換えれば、何度くらいなら大丈夫なのかが、なんとなくわかる。
さらに幸いなことに、早起きが得意。とくれば、朝活しない理由がない。
バイクの場合は、朝駆けと言うのかな。

とうとう自分のバイクを所有して、乗りたい時に乗れるようになった 長年漠然と抱えてきた思いが、実現したのだ
シーズン2は、より遠くへ行くことよりも、無理なく少しずつ カッコつけではなく、ゆっくり確実丁寧に走ることを大切にしよう
みどりのシカ
真夏は、早朝プチツーリングで1日を爽快に

夏の朝は本当にいい。
気温は低いし、道路は空いているし、朝日の光、空の色が特別だ。
海へ行けば海面がキラキラと輝いている。
山へ行けば木漏れ日が道に模様を絵描き、走るほどに気温が下がって気持ちがいい。
場合によっては、ジャケットがもう1枚ほしいときもある。
早朝プチツーリングの行先

時間的には、朝5時前後には走り出し、昼前には帰りたい。
距離としては、片道50km、往復で100kmくらいがちょうどいいかもしれない。
目的地は無くても良いけれど、中間地点で涼むのがコツだ。
私の場合は、朝早くからやっているカフェでお茶して直帰。
前日にグーグルマップやネットで、早朝から開店しているカフェや、イートインのあるコンビニ、24時間やっているお店を探しておく。
日が昇ったら、どんどん気温が上がっていく。
だから、走り続けるより途中で一度身体を冷やしておくと快適に走れる。
早朝の気持ちよさは、不思議なことに一日中続く。
帰宅後の時間が快調に進む気がする。
海へ
夏らしい場所といったら海。
しかし太平洋側の街に住む私の場合、海へ行くのは朝日に向かって行くことになるわけで。
行きは陽光が眩しいくらいで、綺麗な海の煌めきが見られるけど、着いた頃にはかなり気温も上昇している。
真夏の海は灼熱だ。
理想としては夜明け前に出発して、日の出を見たいところだが、朝3時に起きないと間に合わない。
夏の日の出は、かなり早いのだ。
海岸へ行って日の出を見ながらモーニングコーヒーや持参のおむすびとほうじ茶などでもいい。
山へ
山はいい。
行きはあまり早いと朝日が届いておらず、薄暗い場所が多いから、気持が上がってこないけど。
ただし、気温は確実に低いから、走っていて風が気持いい。
進むほどに寒さを感じるほどだ。
山の清らかな冷気が心地よい。 場合によっては霧が出ているから、カッパを持参すると良いかもしれない。
肌寒い時に羽織るとちょうどいいだろう。
早朝も深夜も暑苦しい地方もあるだろう。幸いなことに、私が住む地方はこんな感じだ。
早朝プチツーリングの持ち物

もうひとつのコツは、ペットボトルに凍らせた水を持って行くこと。
水分補給は大事だ。のどが渇く前に小まめに飲むと良いらしい。
運動時や体温が上昇している時は、冷たい飲み物で体温を下げることが熱中症予防に繋がるという。
だから、ライダーには常温より冷たいほうが良さそうだ。
本当は常温の水がお腹には優しいらしい。
でも外気にむき出しのバイクでは、すぐに温くなり、水が傷む可能性がある。
そのためにも凍らせて持って行くと、傷みにくいし、ちょうど良く融けてくる。
より早く出発するために、朝食も途中休憩でとると良いかもしれない。
なるべく出費を抑えたいところだが、この際わずかな出費くらいはケチらずに行きたい。
早朝プチツーリングの寄り道
朝風呂も格別。ひとっ風呂浴びたら少しでも涼しいうちに帰ろう。
共同浴場なら早くからやっているところもある。
日帰り入浴施設も探せば無くはない。
真夏は、早朝プチツーリングで1日を爽快に 暑さに負けないで

暑さに強いライダーなら、マイペースで楽しめば良いだろう。
暑さに弱いライダーでも、時間帯や距離を考えればある程度は快適にツーリングを楽しむ事も可能だ。
どんな猛暑日でも、早朝ならなんとか気持ちよく走れる。
せっかくの夏休みだから、より遠くへ行きたい気持もわかるが、無理せず近場で楽しむのも悪くない。
真夏は、早朝プチツーリングがいい。
今度は何処に行こうか。
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