残念なお知らせです。
今後、バイクの足つきはもっと悪くなって行きます。
グローバルモデルが増えるから?
他に理由があるの?
そんな疑問を解消します。
バイクの足つきは、今後もっと悪くなる
『ベルクマンの法則:寒冷な地域ほど体サイズが大きくなる』
月の輪熊⇒ヒグマ⇒北極熊 と大型化するように
インド人⇒日本人⇒オランダ人 と大型化します
沖縄⇒東京⇒北海道 でも平均身長は伸びていくこの暑さで日本人の身長は縮むはず pic.twitter.com/v9M44vXYao
— ごくう (@pcxgo_com) August 5, 2024
このポストが全てだけど、解り易くかみ砕きます。
バイクの足つきは、今後もっと悪くなる!
こんなベタ足ならば、安心して停車できるのに!
バイクの足つきは、色んな要因で決まってきます。
- 身長
- シート高
- 足の長さ
- 体重
- サスの柔らかさ
- シートの形状
- 太ももの太さ などなど
この中で大きな要因となるのが、シート高と身長の関係です。
グローバル化で、シート高の低下は望めない
日本国内のバイク需要は、世界需要に比べれば雀の涙。
日本人の身長に合わせてバイクを作ってる場合じゃありません。
世界基準のバイクを作り、世界中どこでも同じバイクを売るのが効率良いに決まってます。
今後、日本人に合わせてシート高の低下は望めない。
日本人の身長は、今後低くなっていく
Xでのポストの通り、今後日本人の身長はどんどん低下すると思われます。
このため、日本人にとってバイクの足つきはどんどん悪くなっていきます。
なぜ、日本人の身長が低くなるのか
なぜ、日本人の身長は低くなっていくと予測されるのか?
その理由は、以下。
- ベルクマンの法則:寒冷な温度ほど体サイズが大きくなる
- 日本は温暖化し続けている
- 日本の温暖化によりベルクマンの法則が働き、日本人の身長が低くなる
ベルクマンの法則
ベルクマンの法則:寒冷な温度ほど体サイズが大きくなる
ドイツの生物学者クリスティアン・ベルクマンが1847年に発表
ベルクマンの法則は、気温が低くなると動物の体サイズが大きくなるというもの。
逆に言えば、温暖な気候だと体サイズは小さくなる。
熊の例
生息地 | 体長 | |
---|---|---|
マレーグマ | 熱帯 | 140cm |
ツキノワグマ | 温帯 | 140cm |
ヒグマ | 寒帯 | 200cm |
ホッキョククマ | 北極 | 250cm |
※東京動物園協会データを引用
ベルクマンの法則の例として良く引き合いに出されるのが、熊の例です。
寒い地域に行くほど、大型化しているのが解ります。
これは、寒い地域では体温を維持するために大型化する必要があるのだと考えられてます。
人間の例
これは人間にも当てはまり、インド人⇒日本人⇒オランダ人と、寒い地域に行くほど身長が高くなります。
夏の平均最高気温 | 19才男性身長 | |
---|---|---|
インド人 | 40℃ | 167cm |
日本人 | 32℃ | 172cm |
オランダ人 | 22℃ | 183cm |
※19才男性身長:セカイハブデータを引用
※平均気温:Weather Sparkデータを引用
日本国内の例
夏の最高気温 | 17才男性身長 | |
---|---|---|
青森 | 40℃ | 171.5cm |
東京 | 32℃ | 171.2cm |
沖縄 | 22℃ | 169.2cm |
※政府統計の総合窓口データを引用
日本は南北に長いので、同じ日本国内でも平均身長の差は現れてます。
これらより、ベルクマンの法則は正しい。
日本の気温は上昇していく
地球温暖化により、東京の気温は2.5℃/100年のペースで上昇しています。
近年の夏、35℃以上の猛暑日が当たり前になり、40℃に達したというニュースにも慣れてきました。
このペースで進めば、日本もインドのように40℃以上の日が当たり前になる日も近い。
日本が暑くなれば、ベルクマンの法則により身長が低くなる
暑い地域では、大型化せずとも体温が維持できるので身長は低下します。
ベルクマンの法則からは逃れられず、日本人の身長は低下していく。
実際に低下傾向にある
戦後、栄養・衛生状態の改善により日本人の平均身長は単調増加を認めていたが、本研究では、1980年生まれをピークに低下傾向に転じていることがわかった。
172cmをピークに、実際に日本の平均身長は低下し始めています。
今後もこの傾向が続くとすれば、地球温暖化との関連も解明されていくはずです。
反論に対する反論
ここまで聞いて、腑に落ちなかった人は、きっとこう考えている。
地球温暖化は、世界的な傾向だ
日本だけ身長が低くなるのでは無く
世界的に低くなるはず
ならば、バイクのシート高は低くなり
つり合いは変わらないのでは?
これは一見正しいけれど、実は当てはまらない。
黒人はベルクマンの法則に従わない
アフリカの人々は、暑い地域に住んでいるけれど、身長が高い
ベルクマンの法則に従わないのです
今後、経済の発展が期待されるのは、アフリカ地域です。
アフリカ地域の発展と共に、バイクの需要がアフリカで急激に高まる見込みです。
インドが世界一のバイク需要国になったように、いずれアフリカが最大のバイク需要国になります。
しかし、黒人はご存じのように背が高い。
このため、黒人に合わせてバイクを作ることになるので、シート高は低くはならないのです。
なぜ、ベルクマンの法則に従わないのか
黒人は、暑い地域でも放熱出来るように
手足を長くする方向に進化を遂げたため
ベルクマンの法則は、寒い地域では保温性を高めるために大型化するというものです。
逆に言えば、暑い地域では放熱性を高めるために小型化します。
しかし黒人は小型化せずに、手足を長くすることで放熱性を高める進化を遂げました。
このため、今後地球温暖化が進んでもさほど小型化しないと思われます。
これは、アレンの法則と呼ばれてます。
※アレンの法則:寒冷地ほど体の突出部が小さくなる
例えば、キツネの耳。
暑い地域ほど耳が大きく、寒い地域ほど耳が小さくなっているのに気づくはず。
耳から放熱しているのです。
バイクの足つきは、今後もっと悪くなる! まとめ
日本の温暖化により、ベルクマンの法則が働き、身長が低くなっていく
これにより、バイクの足つきは悪くなっていきます
残念ながら、日本人は今後足つきの悪いバイクと戦うことになります。
赤信号で停車するたび
路面が凸凹した場所で停車するたび
つこうとした足が空振りする恐怖と戦わなければならい。
がんばれニッポン!
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