バイクは、単に移動の道具では収まらない。
- 乗ること自体が楽しい
- メンテナンスも楽しい
- カスタムも楽しい
バイク趣味の究極って何だろう?
そんな疑問を解消します。
バイク趣味の究極、一つの形は旧車レストアです。
レストアで旧車を蘇らせると、青春時代が蘇る
バイク趣味の究極には、いろんな形があります。
- 世界中をバイクで旅する
- 世界に数台の希少なバイクを所有する
- 一台のバイクを長く乗り続ける
- たくさんのバイクを所有する
- 毎年、北海道ツーリングに行く
バイクには色んな楽しみ方が有るので、究極の形もさまざまです。
他人と比較なんてする必要はありません。
過去の自分と比べ、自分史上最高なら究極。
旧車をレストアして走れるようにするのも、究極の一つです。
青春時代に乗ってた不動バイクを買ってきて
レストアで蘇らせたバイクで風を切れば、
青春時代も蘇るに違いない。
旧車のレストアはいろんな疑問があります
- レストアの意味、メンテとの違いは?
- レストアには何が必要?
- レストアに必要な費用は?
そんな疑問をスッキリしよう。
1.レストアの意味、メンテとの違いは?
事故や損耗が理由の通常の修理や整備ではなく、製造時期から年数がある程度経ったビンテージモデルなどを復活、あるいは「保存」する事を目的に修復や復元する事を指す。
リペア(repair)は一部の修理・補修を意味する
Wikipedia
生産が終わった古いバイクを修復・保存するのがレストア。
今あるバイクを修理するのがリペア・メンテ。
安い不動車を買ってきて、不動の原因を推測して修理交換し、走れるようにする。
ある種の推理ゲームです。
- なぜ、この部品が壊れたのか?
- なぜ、ここに水が入っているのか?
- どんな状態で使われてきたのか?
下手な推理小説より、よほど楽しいに違いない。
仮定し、推測し、検証する。
想定通りの原因だったら、ビンゴ!
お金が掛かる趣味は多い
2.レストアには何が必要?
レストアに必要なものは2つ。
- 作業場所
- 折れない心
1.作業場所
チェーンに注油くらいの簡単なメンテナンスなら、集合住宅の駐輪場でも可能です。
しかし、レストアを駐輪場では出来ない。
それなりのスペースが必要です。
薬品の臭いや、工具の騒音も近所迷惑になってないか気になる。
夜間や雨の日も作業するとなると、ガレージも欲しい。
バイクのために田舎に引っ越す人も珍しく有りません。
あやうく一生懸命生きるところだった
もう少しだよ、本当にここからあと10分だから……。
その言葉にダマされながら、40年も山を登り続けてきた。
もう、どうにかなっちゃいそう!
お金も大事だけど、自分らしく生きることの大切さを教えてくれる本です
誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書
田舎暮らしブームにのって、
まずは飛び込んでから考えよう、なんとかなるさ、
ではあまりにリスクが大きすぎます。
綺麗ごとだけではすまない、田舎暮らしのリアルを教えてくれる本です
憧れのガレージライフなら、ココ
2.折れない心
不動車はもれなくサビてます。
レストアの80%以上は、サビとの戦いです。
回らないボルト、燃料タンクの中、サスペンション、エンジン。
サビがどこまで来ているか、表面だけか、奥までか。
オークションのレストアベース車を見てサビの状態を見極めるのは難しい。
表面的なサビなら、サビ落としして再塗装すればいいだけです。
エンジン内部までサビてると面倒。
良い混合気、良い火花、良い圧縮
エンジンの3要素といわれてますが、この3つを揃えるのは大変です。
古いバイクのパーツが手に入らないのは当たり前です。
苦労してエンジンの分解整備をしても動かない。
何度も分解していると心が折れそうになります。
代用品の情報や、修理方法をネットで漁るのが日課になるかも。
エンジンを乗せ換えるという判断も必要になって来る。
他にもキャブレターの詰まりやタンクのサビ。
やる事は盛りだくさんで、遊んでるヒマなんてありません!
「折れない心」をつくるたった1つの習慣
頑張るより、自分を大事にして負のスパイラルから抜け出し、ヘコたれない心を呼び覚ます方法があります。
落ち込むようなことに対する考え方のヒントが、収められた本
折れない心のミナモトは、ココしかない
3. レストアに必要な費用は?
レストアに掛ける費用は、ピンキリ。
- お金を掛けずに、時間を掛けるのもレストア
- お金の力で希少パーツを買い漁るののもレストア
お金を掛けずに、時間を掛けるのもレストア
不人気なバイクの不動車なら、安く手に入る
何年もかけて、コツコツ時間を掛けて復活させるのもレストア
古いバイクの不動車は、安く手に入る。
旧車でも人気のバイクは高価です。
NSR250やTZR250、CB400fourや750ssなんて、新車価格をはるかに超えてます。
そんな一部の名車を除けば、不動車は二束三文で手に入ります。
マイナーな50ccバイクなら
ベース車両5万円、レストアパーツ5万円の計10万円前後から始められます。
レストアベース車の入手先は、これらのサイトが便利です。
眺めてるだけでも楽しいし、当時の自分を思い出す。
ゼロハンスポーツ
誰でも若い時はお金がない。
250ccスポーツバイクを手に入れるなんて、夢のまた夢でした。
- 原付免許で乗れる気楽さ
- それなりに楽しめるスポーツ性
- 手に入れられる価格
ゼロハンスポーツバイクこそ青春だった人も多いはず。
レストアも、初めやすいゼロハンスポーツで始めてみませんか?
網羅的に探すなら、旧車本も参考になります。
思い出のカタマリかもしれない。
お金の力で希少パーツを買い漁るののもレストア
オリジナルパーツにこだわったり、ワンオフで部品作成を依頼すればキリが無い
お金の力で買い漁るのも、レストア
レストアのメリットは安い車両価格だけど
レストアの方針によっては、掛かる費用は湯水になる。
また、レストア作業には、専用の特殊ツールが必要な部分も多い。
素人レストアには勿体ないと、
特殊ツールを買わずに進めるとパーツを壊すのがお約束。
初心者ほど、適正な工具にこだわった方が良い。
腕の差を埋めるのが、工具の力です。
サビついたボルトを回すのも、レストア
レストアで旧車を蘇らせる まとめ
昔の憧れだったバイクをレストアで蘇らせるのは、バイク趣味の究極の一つに間違いない。
幅広い知識が必要だし、達成感も得られます。
レストアした不動車のエンジンが動いた感動は忘れられない。
しかし、費用や工具、作業スペースなどのハードルがあるのも確かです。
しかし、そこは素人整備の最大の強みが発揮できる場面でもある。
いくらでも時間を投入できる
時間と手間を惜しまなければ、出来ないことはありません。
効率とか採算とかを考えなくていいという強みを発揮しよう。
1年掛かっても、2年掛かっても構わない。
かえって、愛着が増すばかり。
バイク趣味の行き着く先には、バイクへの深い愛が待っている。
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