PCXには、125ccと150/160ccの2種類あります。
PCX160に乗ってるとよく言われるのが
なぜ、160ccなんか乗ってるの?
中途半端!
そんな疑問を解消します。
『160ccなんて』と言うヤツは、3重の意味で間違ってます
- 他人のバイクに『なんて』は有り得ない
- 125ccが途中半端で160ccが世界標準
- 排気量区分なんて気にするな
他人の目なんて気にせずに、気に入ったバイクに乗るのが一番!
古くても大型でも125ccでも
気に入ったバイクに乗るのが一番他人が無責任に勧めるバイクなんて無視でいい
昔の自分に教えてあげたい#バイク乗りと繋がりたい pic.twitter.com/cHbD8vvKa6— ごくう (@pcxgo_com) September 5, 2022
PCX160は途中半端な排気量なのか? 【『なんて』は有り得ない】
他人のバイクに『なんて』と言うヤツに掛ける言葉はありません。
他人が何に乗ってようと勝手ですよね。
あなたに迷惑掛けました?
このスタンスでOKです。
『なんて』は有り得ない
オーナーにとっては大事なバイク。
それを『なんて』というヤツはバイク好きじゃない。バイク好きがそんな言い方をするはずが無い。
排気量至上主義者で、大きなクルーザーにでも乗ってるのだろう。経済を回すのに貢献してるのは有難いことです。
でも、他人を卑下することで自分の相対位置を挙げて喜ぶようなヤカラとかわす言葉は有りません。
素直に相手にする気は無い旨を伝え、シャットアウトしたい。
PCX160は途中半端な排気量なのか? 【160ccが世界標準】
排気量 | 税金区分 | 免許区分 |
~50cc | 原付一種 | 原付免許 |
~125cc | 原付二種 | 小型限定普通二輪免許 |
~250cc | 軽二輪 | 普通二輪免許 |
~400cc | 小型二輪 | |
400cc超 | 大型二輪免許 |
今更だけど、バイクは排気量毎に細かく区分が分かれてます。税金区分と免許区分で、全5種類。
従来日本で発売されるバイクは、各排気量区分の上限が多かったのは確かです。
- RZ50、CB125
- CBR250、ホーネット250
- CB400SF、ゼファー400
中にはセロー225、RZ350、SR500などもあったけども少数派だった。
けれど、最近は排気量上限でないバイクが増えてきました。
- YZF-R15、ジクサー150、NMAX155
- バーグマン200
- GB350、YZF-R3
125ccこそが途中半端な排気量
グローバルな排気量区切りは150cc前後なので、150ccでバランスが良いように開発されます
だから日本の125ccが中途半端
細かすぎる日本の排気量区分を見直す時期かもしれません
80年代は日本でもバイクが大量に売れたけど、今の日本のバイク需要は世界全体のバイク需要の1%以下です。
そしてバイクの大量消費国であるインド・東南アジアでは、150~200cccあたりに区切りがあることが多い。
なので、グローバル向けに開発されるバイクは、150cc前後なのです。150ccでバランスが良いように作られて、グローバルに販売されます。
そして、イタリア・日本など一部の地域だけが、125ccが区切り。
そんな地域に向けて125ccにエンジンをサイズダウンして販売してるのです。
サイズダウンしたバイクでなく、開発時に想定された排気量のバイクに乗りたくないですか?
この際、日本の排気量区分もグローバル化して
- ~200cc
- ~600cc
- 600ccオーバー
3区分くらいに再編成した方が良いのだけれど、利権があるのでやらないでしょうね。
PCX160は途中半端な排気量なのか?【排気量区分なんて気にするな】
とは言っても、現在の日本では、125cc、250cc、400ccが区切りです。
だから、160ccが中途半端だと言うのなら、そうかもしれない。
250ccまで同じ区分なら
250ccに乗らないと損じゃん
125~250ccが軽二輪という同じカテゴリー。
同じカテゴリーなら、250ccに乗らないと損だと思ってますか?
250ccに乗らないと、損?
定食のご飯が大盛でも同額だったら、無理しても大盛を注文するタイプですよね?
普通盛りで十分なのに、料金同額なら大盛食べないと損?
同じ発想で、250ccに乗らないと損だと思ってる?
250ccまで同じカテゴリーなのにPCX160に乗るのが損に思うなら、そうすればいい。
素直にその気持ちに従わないと後悔します。
全く同意できないけれど、あなたがそう思うのならば止めやしない。
あなたのお金で買うのだから、あなたの思うようにすればいい。
250ccバイクが気に入ったなら当然、250cc
250ccをとやかく言う気はありません
250ccしかないバイクが気に入ったなら250ccを選べば良い
趣味のものにオーバースペックなんてありません。
日本には
リッターSSが楽しめる道なんてない
無駄だ!
こんな野暮なことをいう気は無い。
所有する喜びだってあるし、片鱗を垣間見るだけでも楽しい。
250ccだって日本の公道で限界性能を楽しむことは無理。でも、250ccにしかないバイクが気に入ったなら、それを手に入れよう!
125cc、150cc、250ccの細かい比較はココ
600ccに乗るのは、途中半端で損?
同じ大型免許カテゴリーに600ccと1,000ccがあります
600ccに乗るのは損なのかな?
PCX160が損だという発想は、600ccを損だと思う発想に繋がる。
- 600ccと1000ccでは、排気量が1.6倍違う
- 150ccと250ccでは、排気量が1.6倍違う
どちらも、1.6倍も大盛を食べられるのに、食べないのは損だという発想なのです。
損得でしか考えられないのは、何だか寂しいですね。
600ccと1000ccは別物だけど
- 1,000ccはパワーを楽しむバイク
- 600ccは軽量を楽しむバイク
別物だけどね
単に日本では、同じ400cc以上のカテゴリーというだけ。
でも、上限でないから途中半端だという発想なら、PCX160と同じように600ccも途中半端なバイク。
そうかもしれない。
ならば、1,000ccと言わず、6,200ccのボスホスはどうでしょう?
PCX160は途中半端な排気量なのか? まとめ
気に入って選んだバイクなのです。
『なんて』と言われて穏やかではいられません。
- どんなジャンルの
- どんな排気量の
- 何年製のバイクだって
オーナーにとっては大事なバイクなのです。
排気量の大小や、価格の高低なんて関係ありません。
バイクと言う同じ趣味を持った者同士なのだから、お互いを尊重したいですね。
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