インド ホンダの『H’ness CB350』が日本でも発売されます。
空冷単気筒350ccのバイクらしいバイク。
日本では『GB350』。
懐かしい、『GB』が復活します
ヤマハSR400、セロー、トリッカーが販売終了となりました。
もう空冷単気筒は終わったかとかと思っていたら、ホンダはやってくれました。
最後の空冷単気筒になるかもしれないGB350。
空冷フィンはいい!
目を三角にしなくても乗れる、こんなバイクを待ってた人は多いに違いない。
日本正式発表のGB350、GB350S
2021.3.30に日本リリースが発表されました。
- GB350 550,000円(税込み)
- GB350S 594,000円(税込み)
事前予想通りの価格で、一安心ですね。
2車種の違いは、外装
左がベースモデルのCB350、右が豪華装備のCB350S。
海外でのH’ness CB350とCB350RSの関係そのままです。
ヘッドライトまわり
フォークブーツとヘッドライト外周の意匠が、スクランブラー風味。
シート
GB350のブラウンも良いけど、レッドステッチと立っクロールのGB350Sも良い
テール
どちらもテールランプとウインカーはLED。
トラディショナルか、コンパクトなシャープさか、
悩ましい
ツートンカラーが無いのは残念
日本ではツートンカラーが採用されなかった事だけが、残念。
今後のお楽しみでしょうか?
GB350
- マットブルー
- マットブラック
- レッド
GB350S
- マットグレー
- ガンメタ
ツートンカラーが無いのは残念だけど、
空冷単気筒の味わいとともに、長く付き合えるバイクです
こんなバイクを待ってた人は多い
GB350(H’ness CB350)の概要
空冷単気筒350cc
空冷単気筒こそ、『This is a motorcycle』
これ以上シンプルにしようが無いエンジンです。
飾らない、奢らない。
自然体でバイクを楽しめるに違いない。
GB350(H’ness CB350)のスペック・足つき
サイズ | 2163×800×1107mm |
シート高 | 800mm |
重量 | 181kg |
エンジン | 空冷単気筒350cc |
最高出力 | 15.5kW @ 5500 rpm |
最大トルク | 30N-m @ 3000 rpm |
ガソリンタンク容量 | 15L |
ボア×ストローク | 30N-m @ 3000 rpm |
リアサス | ツインショック |
タイヤ | 前:100/90-19 後:130/70-18 ともにチューブレス |
ブレーキ | 前後ABS ディスク |
トランスミッション | 5速 |
※インドホンダ公式を引用 日本向けは変更になる可能性が有ります
スペックを張り合うバイクではありません。
そういうバイクが欲しいならこんなバイク。
- 水冷2気筒400cc CBR400R 最高出力 34kW/9000rpm
- 水冷4気筒400cc CB400SF 最高出力 41kW/11000rpm
田舎道をのんびり流して楽しいバイク、風景やエンジンの鼓動を楽しむバイクが欲しいなら
GB350は最適解ですね。
シート高は800mmと低くは無いけれど、空冷単気筒のスリムなエンジンなので真っ直ぐ足が下せる。
だから2気筒・4気筒バイクよりは余程足つきがいい。
空冷単気筒についてはココ
GB350(H’ness CB350)の装備
見た目はクラシックだけど、装備は最新
- LEDヘッドライト
- アシストパークラッチ
- ABS
- トルコン
※インドホンダ公式を引用 日本向けは変更になる可能性が有ります
LEDヘッドライト、ウインカー
メインシャフト同軸バランサー
過度な振動は抑えられる
アシストスリッパ―クラッチ
急なエンジンブレーキが掛かってもスリップしないしクラッチが軽くなる
多機能メーター
ギアポジション、トリップ、燃費、ガソリン残量の表示はもう当たり前。
アナログスピードメーターと、コンパクトに組み合わされていてイイ。
トルコン
サイドスタンドインジケーター
有りそうでなかったサイドスタンドが出てるか否かのインジケーター
- エンジンが掛からないときに、気付く
- 停車時、ちゃんと出てるか気付くので、立ちゴケしない
ホンダらいしい心配りですね
価格
インド国内では、185,000ルピー、日本円で27万円です。
日本導入価格は、倍の54万円前後になる見込み。
ヤマハのSR400が60万円なので、妥当な価格かと思われます。
CB350RSの日本導入は?
インドでは、H’ness CB350の上位モデルとしてCB350RSがあります。
H’ness CB350 | CB350RS | |
エンジン | 同一 | |
ハイテク装備 | 同一(トルコン・ABS・アシストパークラッチ) | |
タイヤ | 前:19inch 後:18inch | 前:19inch 後:17inch |
外装 | - | ディテールアップ |
基本スペックは同一で、リアタイヤ変更を含見た目の違いがメインです。
クラシックな雰囲気から、スクランブラーともカフェレーサーともとれる外観に生まれ変わってる。
こっちも日本導入が期待されるけれど、まだ未定。
2021.3.30 2車ともに日本製式リリースされました
CB350RSの装備
フォークブーツ
フォークブーツが付くと、一気に雰囲気が変わりますね
ダックロールシート
ツボを心得てますね!
ポジション
ハンドル位置が下がり、少し前傾が強くなる
ヘッドランプリング
マフラープロテクター
スキッドプレート
カフェレーサーを主張するなら、外してしまった方が良いかもしれない。
これがあると、スクランブラーが混じってしまう。
CB350RSの価格
インド国内では、196,000ルピー。日本円で29万円。
日本導入されれば、倍の58万円前後になる見込み。
ベース車に対し、4万円程度のアップ。
この手のバリエーションにしては、価格差は少ないので好みで選べるようになるとイイですね。
- クラシックならCB350
- スクランブラー、カフェならCB350RS
日本導入時は、『GB350RS』でしょうか?
『GB250CLUBMAN』、かつての『GB』は、名車だった
1983年~1996年 『GB250CLUBMAN』
379,000円
1983年代といえば、空前のバイクブームの真っただ中!
フルカウル全盛で、毎年のようにモデルチェンジし最高出力を争ってました。
そんなときに、あえて発売された『GB250CLUBMAN』。
CLUBMANは、カフェレーサーと同意。
GBは定かでないけど、グレートブリテンだとか。
大人が乗れるバイクを、
というコンセプト
空冷フィンの造形など、芸術的ですね!
コンセプト通りの、美しいバイクです。
GB250CLUBMANのスペック
GB250CLUBMAN | H’ness CB350 | |
最高出力 | 30PS/9,500rpm | 21.1PS/5,500rpm |
最大トルク | 2.4kg-m/8,000rpm | 3.1kg-m/3,000rpm |
スペックの最新のH’ness CB350に引けを取らない。
このあたりは、環境保護、騒音規制といった社会的適合性によるもの。
一概にスペックダウンというのは間違い。
昔のバイクのバイクの方が良かった
最近のバイクは、〇〇△!
GB350は最後の空冷単気筒クランブラーになるのか? まとめ
GB350は、往年のGB250 CLUBMANの名を継ぐ名車に成れるのでしょうか?
- スズキ KATANA
- カワサキ Z900RS
これらのバイクのように、バイクブームを知る人の琴線に触れるのは間違いない。
大型バイクも良いけれど、こんなバイクでトコトコ流せば
また1つバイクが好きになる。
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